
『やぎさんゆうびん』 、ご存じですか?
白やぎさんからお手紙ついた、
黒やぎさんたら読まずに食べた
っていうあれです。
一見くだらないやり取りですが、
あのやり取りによって
その後の白やぎさんと黒やぎさんは
めちゃくちゃ仲良くなってるはずです。
最低でも飲み友くらいにはなってるはずです。笑
つまり、何らかのコミュニケーションが成立してるわけです。
今回はこの曲に詰まっている
コミュニケーションのコツをお伝えします( ´ ▽ ` )ノ
なぜか人と仲良くなってしまう秘訣
まずはこの曲のおおまかな流れから。
白やぎさんは黒やぎさんからのお手紙をもらいます。
でも白やぎさんはそのお手紙を
中身も読まずに食べてしまいます。
食べてしまっては仕方ないと
黒やぎさんにお手紙を送ります。
「さっきの手紙のご用事なあに?」
そして黒やぎさんも
白やぎさんと同じ過ちをおかします。
黒やぎさんも手紙を食べ、手紙を出し、
白やぎさんも手紙を食べ、手紙を出し、
ということを延々繰り返します。
この時の2人の感情はどうなってると思いますか?
- イライラしてるのか、
- 反省してるのか、
- 呆れてるのか、
- 笑けてきてるのか、
実際のところどう思ってるかは分かりません。
しかし共通して言えるのは、
間違いなくお互いがお互いを気にしているということです。
このやり取りのあとに
2匹がリアルでばったり会ったら、
間違いなく第一声はこれでしょう。
「あの手紙何だったん!?」
そりゃあ言いたくなりますよね。笑
そしてそこから話に花が咲くのも想像に難くないはずです。
「あーそういう内容だったのね!」
「あんとき腹減っててさ―、ゴメンな!」
「いやいや俺も食ったしお互い様ってことで!」
みたいな感じで。
何が起こったかというと、
今まで言語的な関わりが無かった相手と仲良くなっている
ということです。
これすごくないですか?
会話も手紙のやり取りも無いのに
なぜか仲良くなってそうな雰囲気が想像できますよね。
なぜ2匹は仲良くなれたのか?
その理由について説明していきますね( ´ ▽ ` )ノ
コミュニケーションに言語はいらない
2匹がやっていたことは
お手紙の送り合いです。
この回数が増えれば増えるほど
相手の頭にその印象が残っていきます。
これを行動心理学では「ザイオンス効果」と呼びます。
簡単に説明すると、
1回だけ3時間会うよりも、6回に分けて30分ずつ会った方が好印象を持たれやすい
というのがこの効果の概要です。
当然、人間のコミュニケーションは
ほとんどの場合言語で行われるので、
会った時には会話が行われます。
だから多くの人は
「会話がうまくないと人とは仲良くなれない」
と思っちゃうんですね。
違うんです。
「会話が下手でも人と仲良くなれる」
んです。
むしろ大事なのは、
その相手と何度も関わること。
そしてさらに大事なのは、
相手に興味を持つことです。
例えば白やぎさんが黒やぎさんに興味がなくて
お手紙を返さなかったらどうでしょう?
大事なお手紙だったら余計大変なことになるし、
「元気―?」くらいのお手紙でも返信がなかったらやっぱり寂しいです。
どちらにしろ黒やぎさんとの関係は悪くなる一方ですよね。
だからまずは相手に興味を持つこと。
話したい、関わりたいという気持ちがあれば、
自然とコミュニケーションが作られていきますよ♪
まとめ
いかがでしたか?( ´ ▽ ` )ノ
誰かと仲良くなろうと思ったら、
まずはその人に興味を持つ。
会話が下手でも関係ありません。
力まず自然体で接することで
自然な人間関係を構築していきましょう♪( ´ ▽ ` )ノ